一人でランチ:豊かな時間を過ごしたい

本の紹介

コロナ禍で緊急事態宣言も広がる中でできること

「緊急事態宣言、3道府県追加」というニュースが飛び込んできました。

私の街でもコロナ感染者、濃厚接触者の方が日に日に増えていき外食などできない状況。誰が感染した!と追求するのも聞くのも疲れ始め、なんともギスギスしている気がして気持ちもどんより・・・

本当はお友達と飲みにいけたら、どんなに楽しいのか・・・と思っているのですが今は我慢我慢!感染を広げないことが今大切なので、あまり出歩かないように気をつけないと。(そう思うと飲食店さん大丈夫かな、、、なんて心配になってしまうのですが・・・)

こんな時でもいろんな楽しみ方はあると思うので、この機会に新しいことを朝鮮してみるのも面白いかもしれないですね!私も実際にコロナウイルスのことがなかったらブログを始めてなかったと思うし、自分を見返す時間も持たなかったかもしれません。子供たちと外遊びをこんなに楽しむことも少なかったかもしれません。

ピンチはチャンス!何か新しい発見がきっとあるはず!

一人でランチは自分への癒し時間

そう、そして私の新しい発見は一人でランチを楽しむこと。しかも角っこの一人の席で。

友達もなかなか誘えないので、最近は一人ランチを楽しんでいます。
仕事の合間に行くのですが、午前中から「今日はどこのランチまたはお弁当にしようかな!」とウキウキしています。

一人だと誰にも迷惑かけずに自分の好きなお店に行ける!好きな本も読めて、ゆっくりランチ後のコーヒーも飲める。

なんて快適なんだ!と思って、ゆっくり本を読みながら過ごしています。

小説で旅する「ときどき旅に出るカフェ」

そして、一人ランチのお供には「小説!」

今回は「ときどき旅に出るカフェ」近藤史恵さんの本が私のランチに同伴してくれました。

やはり好きな作家さんばかり読んでる私♪

ふいに館山の肩が震えた。小さな嗚咽が漏れる。瑛子にはわかった。
張り詰めているときに優しくされると、人は糸が切れたような気分になってしまうのだ」

ロシア風チーズケーキより

なんとも切ない言葉なのですが、この言葉が心に残りました。
もちろん、この言葉に至るまでのストーリはあるのですが、叶わない恋仲でどこか期待し待っている女性の少しの期待の糸。その糸が緩む瞬間というのは、自分も何度も体験したことがあるからわかる。

頭で考えるよりも心で「本当はそう思っていた」ということを上手く言葉にしてくれる近藤さんの小説は考えさせられるし、とっても胸にズーーーんときます。

さて、そんな人間模様の描写がとっても素敵な近藤さん!今回も相変わらず美味しそうな変わった料理が並びます!
コロナ自粛でどこかいきたいけどなかなかいけない私にとっては、最高の一冊!

今回のお店は「カフェ・ルーズ」。女性が一人で切り盛りしているカフェはどこか入りやすい雰囲気があり、こんなカフェが近くにあったらどんなにいいだろう・・・なんて考えながら読んでいました。
※近藤史恵さんの「マカロンはマカロン」のシリーズも同じことを思いました(笑)結果、私はただの食いしん坊。

ミステリーなのに、人間模様+美味しい料理!というスパイスが盛り盛りに入ったストーリーにいつも楽しませてもらっています。

とっても好きな作家さんで、「ときどき旅に出かけるカフェ」も大満足。

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