痩せたい!ダイエットしたい!と思って「食べても太らず免疫力がつく食事法」を読んだ結果

本の紹介

こちらの本は消化器外科医の石黒成治医師の著者になります。産後からなかなか痩せにくく苦労している私ですが、健康な体には健康な食事はつきものだとやっと考えるようになりました。
 そんな時に出会ったベストセラーのこの書籍について今日は話していこうと思います。

 日本人:20歳以上の男性の3人に1人、女性の5人に1人は過体重または肥満だと言われています。私たちの体には自然治癒力というものが存在するので、食べすぎたりしてもストレスが中たり健康に気をつけていることで肥満になったりはしないようです。

早速、本書の解説!

細胞を蘇らせるということ

健康とは体の一つひとつの細胞が元気に活動している状態です

食べても太らず、免疫力がつく食事法より

では、健康な細胞とはどんな細胞でしょうか?細胞が行う行為は2つのみです。
①必要な栄養素を取り入れること
②不要なものを排出する
上記2つができない状態だと、細胞に異常が生じます。その異常細胞は→癌細胞になるということです。

太るということは脂肪細胞の中に過剰に脂肪細胞が溜め込まれている状態です。資質が代謝の異常を起こしていることであり、体の中のホルモン・伝達物質・酵素としての異常として現れます。その異常が作り出す原因となるのはひとつひとつの細胞で起きている代謝の障害なのです!

 細胞一つひとつが健康だと、体の異常は起きないのです!

免疫力低下・高血圧・糖尿病・高脂質血症・癌・肥満などの生活習慣病になったりはしません。

日々新しく生まれ変わっている細胞は日々の生活から生まれます。
突然新しい細胞が自分の体に生まれてくるはずがないのです。

そのため、今から生活習慣を見直すことが大切です!

食事バランスについて

 提唱されている食事バランスは
炭水化物60%・タンパク質15%・脂質25%

ですが、石黒先生は
炭水化物20%、タンパク質30%、脂質50%

を提唱されています。
これはケトジェニックダイエットというものになります。

ケトジェニックダイエットとは脂肪をエネルギー源とするのもでこれまで取っていた良くない油を良質な脂質を意識的に摂取していきます。

ダイエットが成功するということは元の脂肪細胞に戻り炎症がなくなったことを意味します。肥大した脂肪細胞が小さくなることで、脂肪組織自体が小さくなります。

脂肪が溜まっていく状態というのは内分泌が異常状態にあるのです。
脂肪が誘発する炎症は様々あり、血圧上昇や中性脂肪値・コレステロール値の上昇、そして脳の萎縮が進むことが報告されているのです。
実際にアルツハイマー病の発症が高いと言われています。そして、アルツハイマー病の病気の進行は診断される34年前からすでに始まってることも報告されています。
 20代で肥満だと、すでにアルツハイマー病が始まっていることも考えられるのです・・・!

短期的なダイエットで痩せようとしても、体が疲れるだけで以前の生活に戻るとすぐに体型は元に戻ってしまいます。痩せることがゴールではなく、自分の体を作る細胞自体を綺麗にし一生太らない健康的な体を手に入れることを目標にしましょう。

では何から取り組んだらいいの?

 まずは食事です。
人は食事からエネルギーを補充し、そして逆に食事からダメージを受けます。そしてその食事から得た栄養を吸収しているのが腸です!腸の働きがよければ効率よく栄養を吸収し、体に不要なものやダメージを与えるものは排除することができます。
 逆に腸の動きが悪ければどんなにいい食事をしても意味がないのです。

痩せない原因について

 私たちの体は良い腸内環境を維持するために様々な体のシステムが備わっています。腸内環境を維持する私たちだけではないのです。そう、腸内細菌です。

 腸内細菌は
・食事からの栄養成分の抽出及び九州の補助
・病原菌などから体を防御するための免疫機能の一部としての役割
・腸の上皮細胞を保護するための働き
など、多様な役割があります。

食べたものが自分の体を作っていくと言いますが、実際は腸内細菌がどう処理して吸収してくれるかのよって決まります。そのため、健康的な食材を取っても、体にとって必要な形になるよう腸内細菌が働いてくれなければ全く意味がありません。

腸内の環境が崩れると、リーキーガットを起点として様々な病態が引き起こります。
※リーキーガットとは:腸 の粘膜に穴が空き、異物(菌・ウイルス・たんぱ く質)が血管内に漏れだす状態にある腸のこと

腸の環境の悪化は結果的に体全部の悪化を意味します。

3歳までに腸内細菌は作られる!

 腸内細菌は3歳までの間に作られ、生涯影響を与えることになります。そのため、風邪をひきやすかったり感染病にかかりやすいという体質はこの時期におおよそ作られるようです。

では、3歳以降でも体質が変わることはないのかというとそうでもありません。少々の乱れだとすぐに元の腸の状態に戻るのですが、乱れた食事が1ヶ月・2ヶ月と続くと腸内細菌が崩れてしまいます。一度、崩れた腸内細菌は蘇生が難しいため元の状態に戻すためには時間がかかります。

そして、一番腸内細菌にダメージを与えるのは「抗生物質」です。抗生物質による腸内細菌の変動は投与後3〜4日後ですべに起こり、投与後6ヶ月経っても完全には戻っていません。数日間投与する抗生物質は大きなダメージを与えるかもしれません。

スーパーで売られている、養殖の魚・牛肉・鶏肉・豚肉にも一定量の抗生物質の成分が残っていることがあります。その点も注意して食材を選んでいく必要があります。

ホルモン異常について

 通常は、体内に糖分が吸収されてもすぐにインスリンが働き血糖値を下げてくれるため、血液中の血糖値は一定に保たれます。
 またインスリンは脂肪をため込むこともできます。そのためインスリンによって脂肪細胞の中にどんどん中性脂肪が溜まっていくことによって肥満を引き起こします。

 多く食事を摂取したりすることによってずっとインスリンが出ている状態になります。そうなるとインスリンがずっと分泌されている状態だと、インスリンの刺激を受けにくくなります。そうなると、細胞内に入ることができなくなった糖分は血液中に溢れます。

このようなホルモンの異常によって、細胞内に脂肪がたまりやすくなったりします。

間欠的ファスティングのススメ

 体質改善にはファスティングが有効的です!しかし完全にファスティングをするにはハードルが高いと思うので、「間欠的ファスティング」がオススメされています。無理なくファスティングが継続できます。

食べる時間を8時間以下にする!

ことです。

食べる時間はいつでも大丈夫です。例えば「朝7時に食べると、午後3時まで」「昼12じから午後8時まで」などです。
れを続けることで代謝改善やホルモン異常の改善の効果があります!

健康的に痩せ、免疫力のある体を手に入れる

 肥満である人は腸内環境が悪く体が本来もつ免疫力を発揮できない状態です。
健康的な体になる紹介です。

食事・運動・睡眠・ストレスマネジメント

この4つの生活習慣を身につけることで体調が変化し始めます。
最初の28日間が勝負です!

食習慣:間欠的ファスティングを身につける
運動習慣:1日2分運動することを身につける
睡眠習慣:睡眠前に必ず深呼吸をしてから就寝する

この習慣を続けてもほとんど体型は変わらないのですが、これを身につけておくことで基礎習慣の土台になります。

良質な脂質を摂取する

 悪い油とは:サラダ油(大豆油・ひまわり油・キャノーラ油)です。これは劣化した油になります。これからの油で体が作られてしまうと体は劣化しやすくなります。また、ショートニングやマーガリンも劣化したものになるので注意が必要です。

摂取すべき良質な脂質は
牛・豚・鳥・魚・バター・ギー・オリーブオイル・ココナッツオイル・アボカド・アーモンド(ナッツ類)・ダークチョコレート。

良質な脂質は摂取しても炎症を引き起こさないため、太ることはないのです。

筋力をつける運動をする

 4分から10分の筋力をつける運動をすることが重要です。家でできる自重トレーニングなどで十分です!
 運動を継続することは若々しい体を維持することができます。短時間で心拍数を上げる運動は血液中のリンパ球を増加させ体内のパトロールを強化します。毎日運動を続けることで体内にナチュラルキラー細胞が活性化しウィルスなどの感染対策をすることができます。


わーい!!私もなんとか健康的な美を手に入れるためにもこの本のように頑張って生活習慣から見直そうと思いました!!まとめることで頭にも入る!ブログのありがたさを痛感。

もっと詳しく読みたい!という方は↓

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