今日とあるカフェへ仕事しに行くと、近くに座った60代の男性が大きな声で話をするのが聞こえました。コロナの話や仕事の話などそこのカフェのママさんといろんなことを話されていました。
特に気にせず、仕事をしていたのですが、なんとなく話しかけられ、(ナンパ?笑)なんか面白いこと聞けるかも!と思いながら、「ふむふむ」と相槌を打ちながら話を聞いてみました。
一度離婚して同じ方と再婚!
話をしていく中で、「嫁とずっと一緒におると息が詰まるな。二人になると何もすることがない」と話をしていたところから始まりました。どうやらお子さんがみんな結婚し家には奥様と二人きりの生活のよう。
そして、さらに話を聞いていると過去に一度奥様と離婚をし(3年ほど)その後、また同じ方と再婚を果たしたようです。確か芸能人でもそのようなことがあったような。。。
同じ人と2度目の結婚というのはどんな心境なのでしょうか?
相槌だけではダメだと要らぬ機転が働き、こちらからも質問してみ増田。
「3年離婚・別居してその後の関係性は変わりましたか?」と。
すると、
「んーーまぁ大人の関係かな。」と答えるおじさま。
大人の関係?
どんな関係だろうか?
非常に抽象的で何にもわからない回答ではありますが、おそらくいい関係になったのだと察しました。←勝手にそう思い込んだ。
話すことなって何もない
こうして、1時間近く過去の話から現在に至るまでのことを長々と話をされていたのですが、奥様とは「話すことがない」ようです。
こんなにも、堰を切ったように話しているおじさまを眺めながら、話すネタがないというよりも、話をすることが嫌(聞いてもらえなかったりするのかな?)だったりするのかな?と思いました。
話すことがない:話すことが嫌 というのは全く違う意味になるのですが、なんだか結婚の果てにはどこか「惰性」で一緒にいるような気にもなります。
話をすることがなかったり、嫌だったりするのも何かきっかけがあったのだと思うのですが、そうなる日がいつか来るのかと思うとなんだか落ち込んでしまいます。そう思うのはまだ恋だの愛だのと考えているからでしょうか?
老夫婦からは男性側からも女性側からも「話すことがない」と聞きます。
いつから、そうなってくるんだろう。
ずっと一緒にいたい・・・と誓ったあの日。
あれから30年・・・・(綾小路きみまろが蘇る)
私も年齢を重ね、閉経を迎え、老いを感じ始めたと同時に「夫婦」の関係性も老化していくのだろうかと思うと「今」を大事にしようと改めて感じました。
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