看護学校に社会人で入学!得したことや苦労したことは?【実録】

看護学生

私は24歳の時に2年間働いていた会社を辞め、看護専門学校へ入学しました。社会人枠で受験しました。高校卒業したての18歳の子たちとやっていけるのか?実習って大変?など、実際に経験したことを踏まえてお伝えしていきます。

私が入学したときは社会人を経験されていた方が10名、新卒の子が30名!

社会人入学ならではの苦労や得したことをお伝え致します。

どんな方々が入園していたのか?

看護学校へ社会人で入る方の多くは「結婚していて、子どもがいる」というケースが多いです。介護士をしていたり、病院で事務をしていた・看護助手をしていたという方も多いです。

なぜ介護職から看護師になる方が多いかというと、同じことをしているのに「医療行為ができるかできないか」で給与の差が大きいという事実があるからです。

「注射できるかできないかで、こんなにも給与に差があるんだよ!」と3人子どもを持つ男性の同期が言っていたことを思い出します。

また、多いのがシングルマザー。

子供を養っていかなければならないので、給与が良く就職先に困らないため看護師を目指す方が非常に多かったです。

社会人入学の苦労は?

新卒の子とのコミュニケーション

社会人枠で入ったときの苦労は、新卒の子とのコミュニケーションです。

私は24歳で入学したのですが、いきなり同期としてやっていくことにプライドが邪魔を…。(ちっぽけなプライドだと1か月ほどで気付いたので楽しくできたのですが♪笑)

しかし、年下の子と一緒にやることがとても苦手な人もいたりしたのですが、そんな時は「目的は?」と自分に説いてみると効果があるかもしれません。看護学校に行くのは「看護師になるためであって、資格を取りにきているんだ」と目的を再確認することで、今自分がやるべきことを明確にできます。目的さえぶれなければ目先のことに惑わされないようになります。

実習でも踏みにじられるプライド…

実習は過酷でした。もちろん課題も多ければ勉強もしなければならないので、24時間しか与えられていないのに、それ以上の課題を出されているのではないか?と思うほど、沢山あったような気がします。(かなり大げさです。笑)

そして、なんといっても看護師さんの態度が非常にキツイ。キツイというよりも人としてみられていない…?と思うほどでした。

忙しいのはわかるのですが、人間を否定されている感覚になったのを覚えています。

社会人になって、新人のときもこのように対応されたことがなかったのでとてもショッキングだった出来事でもありました。

それを、高校卒業すぐに看護学校に入学した同期に聞いてみると、彼女たちにとってそれ(そっけない看護師の態度)が当たり前になっているから、そういうもの、と括られていました。

なるほど、私の経験などがこの対応に慣れることができないのか…と一度社会を経験した人間の苦悩がありました。

ちっちゃいプライドは一旦捨てましょう。

社会人入学で得したこと!

教員が優しい。あれ?怒られないぞ…!

看護学校の教員はみんな看護師です。厳しい先生もいれば、生徒に迎合する先生もいたり、様々です。

しかし、社会人ということであまり怒られない…!ということはあるあるでした。

というのも、一度社会に出て看護学校に入りなおした人たちはガチで入学しています。そのため勉強もするし、要領もいい!大人への対応も分かっていらっしゃる!

なので、先生たちもある程度のことは許してしまうんです。年の功もありそのあたりのテクニックをもっているのは怒られるストレスが軽減されるので得!でした。

実習では看護師さんが興味を持ってくれる

実習は辛いこともありましたが、逆に社会人だったことを伝えると興味を持ってくれる方も多かったです。

その点、「やっぱり社会経験があるから、てきぱきしている」とプラスに働くこともありました。そのため、同じメンバーの同期より実習での点数が良かったりとラッキーでした♪

社会人入学して初めての病院勤務(就職後)

病院へ入社したのは27歳になっていました。

初めての職場では主任が同い年!という少し気まずいスタートでしたが、看護学校よりも入社後のほうが経験値として優遇してもらい、同期よりも早く夜勤に入れたり、希望通りのチームへ移動できたりしました。(これは病院にもよると思いますが…)

ただ、やはり求められることも高く「社会人経験があるからこれくらいはできるでしょう」と、求められることも多かったのでそこはある意味モチベーションにして頑張っていました。

まとめ

入社して3年や5年もたてば、変わらないのでもし看護師になろうかと悩んでいらっしゃる方がいたら私は看護職はおススメします。

3年間苦しいながらも専門学校に通い、国家資格を取ったのは本当によかったと思います。

それは、

・どこに行っても仕事がある

・給与がいい

・(結婚後)旦那に依存しなくても経済的自立ができる

・シングルマザーでも子どもを養っていける

という利点があります。

今は副業の推進などもありますが、国家資格はやはり強い武器になります。

自分のスキルを身に着けたり磨いたりするのは今の時代非常に大切なことだと痛感しております。

あなたに合った道が見つかるとより人生も豊かになっていくと信じています♪

こちらの記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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